ジェーソンと言うスーパーを投資対象として分析してみました。関東圏にある安売りスーパーです。独特な経営をしています。
投資条件でチェック
・配当PERレシオで市場平均よりも安い株に投資する。(〇)
2016年6月25日現在の時点では、ジェーソンは日経平均よりも割安となっています。
日経
PER:12.62
配当利回り:2.03
ジェーソン
PER:10.4
配当利回り:2.68
続きを読むジェーソンと言うスーパーを投資対象として分析してみました。関東圏にある安売りスーパーです。独特な経営をしています。
・配当PERレシオで市場平均よりも安い株に投資する。(〇)
2016年6月25日現在の時点では、ジェーソンは日経平均よりも割安となっています。
日経
PER:12.62
配当利回り:2.03
ジェーソン
PER:10.4
配当利回り:2.68
続きを読む住友ゴムを投資先として検討してみました。以前行ったヤフーの分析と同様、僕の投資条件は大企業向きではありませんが、今回もやってみました。ちなみに、住友ゴムと聞いてピンとこない人も「ダンロップ」というタイヤのブランドなら知っていると思います。それが実は住友ゴムなのです。
・配当PERレシオで市場平均よりも安い株に投資する。(〇)
2016年6月25日現在の時点では、住友ゴムは日経平均よりも割安となっています。
日経
PER:12.62
配当利回り:2.03
住友ゴム
PER:6.2
配当利回り:4.05
続きを読むヤフージャパンを投資先として検討してみました。僕の投資条件はこのような大企業向きではありませんが、事情があり、あえてやってみました。IT企業をディフェンシブ株と認識するのはややおかしい気もしますが、ヤフージャパンの場合、利益が長期的に安定しており、ディフェンシブ株として扱いたいと思います。
・配当PERレシオで市場平均よりも安い株に投資する。(✖)
2016年6月25日現在の時点では、ヤフーは日経平均よりも割高となっています。
日経
PER:12.62
配当利回り:2.03
ヤフー
PER:17.9
配当利回り:2.00
・オーナー企業に投資する。(△)
現在、ヤフージャパンはオーナー企業ではありませんが、親会社のソフトバンクは孫正義率いるバリバリのオーナー企業です。判定は微妙なので、△とします。
・ブランド企業あるいは顧客基盤企業に投資する。(〇)
ヤフージャパンのブランドは日本では老若男女知れ渡っています。また、ヤフージャパンの検索エンジンのシェアは、圧倒的であり、独占的と言ってもいいでしょう。
また、ヤフージャパンのビジネスは検索エンジンの利用者から、ヤフーの別のサービス(ヤフオクやヤフーショッピングなど)を使わせるように仕向けることにありますから、顧客基盤を重視したビジネスモデルなのも明白です。
・景気の影響を受けないビジネスに投資する。(〇)
ヤフーが景気の影響を受けないビジネスなのは明らかです。ヤフーはリーマンショックがあっても、赤字にならなかった企業の1つです。
・増配するあるいは株主還元をする企業に投資する。(✖)
株主のことをあまり大切にしていない印象を受けてしまいます。増資もよくするようで、配当利回りは2%を切ることがしばしばあります。
・ニッチな企業に投資する。(適用外)
大企業なので、ニッチというわけにはいきません。
・効率性を重視した企業に投資する。(△)
この点はよく分かりません。
・大物を狩っているあるいは、大きな実績を残している。(適用外)
大企業なので、当然大物を狩っています。
・高い利益率。(〇)
ヤフーの営業利益率は40%と非常に高く、いかにヤフーが独占的なのかをうかがわせます。
・値上げできる余地がある。(✖)
ヤフーが生み出すサービス次第では、値上げも可能かもしれませんが、基本的に広告収入がメインでしょうから、値上げするとなると厳しいかもしれません。
・東証2部で東証一部を狙っている。(適用外)
すでに、東証一部の会社です。
・他の地域などに進出余地がある。(△)
日本以外の地域でヤフージャパンが進出する可能性はあるとは思いますが、今のところ現実味のある戦略がヤフージャパンにあるとは思えません。
・株主優待がある。(✖)
ないです。株主還元は非積極的です。
・ライバルが参入しにくいあるいは、他企業にない独特の経営ビジョンを持つ。(〇)
ライバルが参入しにくいのは間違いないと思います。ある意味、ヤフージャパンの強みはグローバル化ではなく、徹底的に日本人の好みに合ったサービスを提供したことにあると思います。
悪く言えば、ガラパゴス化なのですが、ネットに関して言えば、皮肉にもこういうガラパゴス的なサイトの方が生き残っている会社が多いのです。楽天もそうですよね。
・できればBtoCに投資する。(〇)
ヤフージャパンのビジネスはBtoCと言って差し支えないでしょう。
・顧客の需要を的確にこたえる供給センスまたは安定的かつ強い需要。(〇)
ヤフージャパンは徹底的な現地化(ガラパゴス化)をした企業です。日本人の好みをよく理解し、その需要に的確に応えていると思います。
・繰り返し購入するものあるいはストック型ビジネス(✖)
ヤフージャパンの一部のビジネスはそうだとは思いますが、基本的にはこの条件を満たしていないと思います。
・安全域がある。(〇)
ヤフージャパンは、日本では圧倒的な検索順位を誇り、日本と言う安全域があると言えるでしょう。
・純利益が20%成長か15%成長(適用外)
ヤフージャパンの利益成長率はだいたい10%前後のようです。
〇が合った条件
・ブランド企業あるいは顧客基盤企業に投資する。(〇)
・景気の影響を受けないビジネスに投資する。(〇)
・高い利益率。(〇)
・ライバルが参入しにくいあるいは、他企業にない独特の経営ビジョンを持つ。(〇)
・できればBtoCに投資する。(〇)
・顧客の需要を的確にこたえる供給センスまたは安定的かつ強い需要。(〇)
・安全域がある。(〇)
✖があった条件
・配当PERレシオで市場平均よりも安い株に投資する。(✖)
・増配するあるいは株主還元をする企業に投資する。(✖)
・値上げできる余地がある。(✖)
・株主優待がある。(✖)
・繰り返し購入するものあるいはストック型ビジネス(✖)
△や適用外があった条件
・オーナー企業に投資する。(△)
・他の地域などに進出余地がある。(△)
・効率性を重視した企業に投資する。(△)
・ニッチな企業に投資する。(適用外)
・東証2部で東証一部を狙っている。(適用外)
・純利益が20%成長か15%成長(適用外)
IT企業でありながら、検索エンジンで独占的なシェアがあるため、ディフェンシブ株と扱ってもいいのではないでしょうか。逆に、このシェアが崩れるとヤフーの事業価値は落ちてしまいます。現在、ヤフーは検索エンジン以外の事業を模索中ですが、まだ発展途上と言えるでしょう。買収なども積極的にやればいいかもしれません。
一方、株主還元を強化すれば、もっと株価が上がるかもしれません。しかし、あまり個人投資家を大切にしていないと感じてしまいます。何か、優待でもあればいいんですけどね。
この会社の場合、海外展開をすればいいのか、それともひたすら日本で新たなビジネスを生み出せばいいのか、成長するにはこのどちらかだと思いますが、今のところヤフーは日本でのビジネスに力を注ごうと感じています。
何か、ヤフージャパンが買ってくれそうな企業があれば、その企業の株を買って見るのもいいかもしれません。
月足チャート
週足チャート
日足チャート
業績推移
株式投資をすると、空売りという言葉をよく聞くと思います。いや、投資にそこまで興味がない人も空売りという言葉は聞いたことがあるかもしれません。
野村証券のHPには
空売りは、近い将来に株価が下落すると予想し、現在の株価でいったん売りを出し、値下がりしたところで買い戻して借りた株を返す。この時の差額が利益となる。株価の下落局面でも利益を出せることがメリットとして挙げられる。
と書かれています。しかし、これでは空売りの仕組みがまだ理解できないと思います。
そこで、このブログでは初心者でも分かりやすいように空売りに仕組みを解説したいと思います。
空売りは、株を売ることで利益を得ることができますが一体どのような仕組みなのでしょうか。
実は、一見分かりにくい空売りですが、あるたとえ話をすると驚くほど簡単に理解できてしまいます。このたとえ話は僕が考えたものではありませんが、他のブログ等にはあまり載っていません。これでは勿体ないと思うので、紹介したいと思います。
続きを読む一応目安は経常利益率8%とします。この経常利益8%というのは僕が読んだ本にそう書かれてあったので、とりあえず目安にしているため深い意味はありません。こちらの本です。とにかく利益率が高いということが重要です。
やはり、利益率が高いということは、それだけ顧客にぼったくりができているという証拠になります。安いものを高く売る仕組みやブランド作りができているのです。
また、意外と思われるかもしれませんが、このようにぼったくりができる会社の方が案外、顧客満足度も高いのです。iPhoneはぼったくりでしたが、良心的な価格のアンドロイドよりも人気がありました。スターバックスのコーヒーはぼったくりですが、スターバックスにネガティブなイメージを持つ人は少ないですよね。
続きを読む僕は株式投資で主に、中長期投資をしています。好む銘柄はディフェンシブ株と小型株です。ディフェンシブ株や小型株に興味があれば読んでみてください。
なるべく景気の影響を受けにくい企業に投資をします。これはディフェンシブ株に投資をするときはやはり重要です。トヨタなどは優良企業ですが、景気の影響を受けるので、あまりお勧めではありません。逆に、JTは景気の影響を比較的受けにくい企業なので魅力的です。これは実際、リーマンショック後のJT株と日経平均の値動きを比べてみても、その違いは歴然としています。
<日経平均>
<JT>
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株価が下がっても利益を出せる空売りに少し興味を持ったので、試しにこの本を購入してみた。筆者は藤本壱。神戸大学出身。 アマゾンでもやたら高評価だったのだが、一体どんな本だったのだろうか。
読みやすさ ☆☆☆☆
読みやすいと思う。が、これはあくまで株式投資の本にしては読みやすいという程度だ。☆4つにはしているが、これは株本の中では読みやすいだけで、一般向けの本も含めた評価だと、☆3つ以下になると思う。アマゾンでも読みやすさで高評価をしている人が多いが、それを真に受けない方が良いと思う。そもそも、空売りに興味を持つ投資家はある程度の投資経験者が多いので、本では株の専門用語を知っていることが前提に書かれている。 それでも、やはり投資や経済の本はお堅い記事が多いので、そういうのに比べると比較的平易で読みやすいはずだ。「日経新聞よりは読みやすいよ」程度に捉えたほうがいいと思う。
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