特に株の初心者に多い疑問なんですが、「投資家に学歴や学力は必要か?」という疑問を持たれる方がいます。
個人的には、投資家に必要な学力は平均以上あれば十分じゃないか、いやもっと言えば投資の基本的なルールや知識さえあれば十分と思っていますがどうなんでしょうか。
ピーターリンチの本にも、めちゃくちゃ賢い必要はない的なことが書かれてあったような。
実際、僕も投資をしているのですが、どうも学力どうこうの世界でもないなぁと感じることはあります。
日本の大学入試において、東大などのエリート大学に入学できるということは、
与えられた情報をなるべく正確に早く暗記して理解する力
が問われていると思います。
最近は入試制度が変更するそうですが、これまでは上記の能力が必要だったと思います。
だから、たぶん学歴がいい人ほど与えられた情報に関しては強いと思います。
ところが投資の世界では、そもそも与えられる情報が限定されることが多いというのが現実ではないかと僕は思います。
特に個人投資家は機関投資家の情報力には敵いません。
その機関投資家も決して自信を持って投資はしてないようです。
また、世の中には実に様々な業界があり、国もありますので、
その無限に近い情報を正確に吸収するのは不可能に近いですし、割に合わないと思います。
結局、投資家はトランプで言えばババ抜きのような不確実性のゲームの中で考えるので、頭のいい人も失敗するだろうし、頭の悪い人も成功する可能性があると思います。
また、性格の問題もかなり影響されます。
僕はかなりのビビりなので、投機的なものは避けがちですが、そういうのを気にしない人もいるので、果敢に挑戦して勘を養う人もいるようです。
いくら頭が良くても性格が邪魔するとチャンスを逃してしまいます。
こうやって考えると、やはり自分が強みをはっきできる情報で勝負する。あるいは自分の性格に合った投資をするというのが妥当になってくるのではないかと思います。
ただ、全くの学力がないのもダメなので、最低限の知識も必要かなぁってところですかね。
実際、儲かっている人を見ると東大もいれば、高卒もいるみたいですよ。
まぁふとこんなことを考えた日でした。
終わり