空売りとは?
株式投資をすると、空売りという言葉をよく聞くと思います。いや、投資にそこまで興味がない人も空売りという言葉は聞いたことがあるかもしれません。
野村証券のHPには
空売りは、近い将来に株価が下落すると予想し、現在の株価でいったん売りを出し、値下がりしたところで買い戻して借りた株を返す。この時の差額が利益となる。株価の下落局面でも利益を出せることがメリットとして挙げられる。
と書かれています。しかし、これでは空売りの仕組みがまだ理解できないと思います。
そこで、このブログでは初心者でも分かりやすいように空売りに仕組みを解説したいと思います。
空売りの仕組み
空売りは、株を売ることで利益を得ることができますが一体どのような仕組みなのでしょうか。
実は、一見分かりにくい空売りですが、あるたとえ話をすると驚くほど簡単に理解できてしまいます。このたとえ話は僕が考えたものではありませんが、他のブログ等にはあまり載っていません。これでは勿体ないと思うので、紹介したいと思います。
ゲームソフトで例えましょう。
ある新発売のゲームソフトがお店で売られていました。
そのゲームソフトを友達が持っているので、あなたは借ります。
しかし、あなたはその借りたゲームソフトをなんと売ってしまいます。
まだ発売したばかりなので、3000円で売れました。
3年後、そのゲームソフトは古くなったので、1000円で売られています。
あなたはそれを買いました。
そして、友達に返します。
これが実は、空売りの仕組みです。
こうすると、不思議なことにあなたは2000円得しています。
まとめ
借りたゲームを売る→+3000円
ゲームを買う→ー1000円
トータル利益は2000円です。
そして、この「ゲーム」を「株」と言い換えれば、それがそのまま空売りの仕組みになります。
ちなみに、どこから「株」を借りるのかと言うと、証券会社から借ります。証券会社から株を借りて、その株を始めに売ってしまいます。そして、株価が下がった頃に、同じ株を買って、それを証券会社に返せば、あなたは利益が出るのです。
ちなみに、空売りの逆が空買いです。信用買いとも言います。今度は、株が高くなればなるほど儲かるわけです。
空売りの仕組みが何となく理解できましたか? この解説で理解できた方は今度はこちらの本をお勧めします。

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より詳しく空売りの仕組みが書かれています。一読の価値ありです。
空売りの仕組みを理解したうえでより高い利益を狙っていただきたいなと思います。